FX投資の人気の秘密
数十万ほど貯金は出来たけど、なかなか増えない。何とかして増やしたい、というキッカケからFX投資を始められる方もいらっしゃいます。手元の資金を増やしたい場合、株式投資という方法もありますが、現在、株式投資よりもFX投資の方に人気が集まっているのです。
近年、FXの売買担保になる証拠金残高が、1兆円を突破し、FX取引市場は、年々拡大しています。
多くの方が夢中になるFX取引とは、米ドル・ユーロ・豪ドルなど、外国為替通貨を売買して、利益を得ることを目的とした取引です。FX取引を行う会社に口座を開設して、一定金額以上のお金を預け(証拠金)、取引を行います。証拠金を元手に、取引を行いますが、FX投資では、「レバレッジ」を利用することで、証拠金の何倍以上ものお金を動かすことが出来るため、少ない資金で大金を動かすことが出来ます。大金を動かすことが出来れば、それだけ、大きな利益を生み出す可能性も高くなります。また、FX取引は、株式や債券、信託投資などと異なり、買いからでも売りからでも取引が行えるのが特徴です。
FX取引が人気を集める理由は、すぐに通貨の売買が可能な点が挙げられます。震災や経済を揺るがす大事件が起きた時、急激な相場の変動に対処する必要があります。不動産や株を保有していた場合、不動産に関しては、すぐに売買を成立させることが出来ないため、突発的な出来事に対応できません。株も、株式市場が開いている時しか売買が出来ないため、対応が遅れるなどのデメリットがあります。その点、FX取引は、土曜日・日曜日以外、24時間取引が可能なため、世界で大きな事件や経済危機が起こっても、すぐに対応出来るというのが、安心感へと繋がり、投資家の間で人気が高まっているのです。
しかし中には、FX投資は怖いので、FX投資より外貨預金の方が安心と思われる方がいらっしゃいます。外貨預金も、通貨を交換することで利益が得られることもありますので、預金方法として、とても魅力的です。ただ、FX投資と比較すると、FX投資の場合、FX取引会社が顧客から預かっている証拠金を全て、信託保全することが法律で定められていますので、仮に会社が破産をしても、証拠金は全て守らます。逆に、外貨預金は、ペイオフ対象外ですので、金融機関等が破綻した場合、自己資金が全て失われてしまいます。このことから、万が一のことを考えると、証拠金が保全されるFX投資の方が、リスクを最小限に抑えることが出来るでしょう。その点においての安心感もFXの魅力であり、投資家から人気を集める理由の1つであるといえます。