FX取引の危険性とは
FXは危ない・危険というお話を、一度でも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。FXで大金が儲かる、実際にFX取引で儲けた人の本を読んだ、など、FX取引をすると、莫大な利益が得られるような話を聞く半面、FX取引は危険だから、やってはいけない、という話もよく耳にしますよね。
どちらも間違ってはいない、というのが答えです。実際に、FXで大金を儲けたことがある方はいらっしゃいます。しかし、それはほんの一握りの人達です。
FX取引が危険というのも、間違った話ではなく、一般的にFX取引が危険と言われる理由は、「レバレッジ」のことを指しています。FX取引の際、「レバレッジ」を使用することで、小額の資金で、その何倍・何十倍もの大金を動かすことが出来てしまうため、利益を得た時は、それこそ、何倍・何十倍もの利益を得られますが、損失をだした時は、証拠金以上の損失を被ることになります。「レバレッジ」を使用することで、ハイリスク・ハイリターンの取引が行えるということです。
ハイリスクですが、ハイリターンですので、FX取引をして大金を儲けられた方は、この「レバレッジ」を使用して大金を得られた方が多いように感じます。
しかし、実際のFX取引において、レバレッジを設定するしないにかかわらず、為替変動の値動きは同じですので、為替の変動が自分に有利に動いた時は利益となりますが、逆の動きをすれば損失になるということです。FX取引とは、とても単純明快な取引ですので、FX取引そのものが危険というわけではありません。FX取引では、「レバレッジ」というものを使用することが出来てしまうため、安易に使用して損失がでた場合、莫大な損失を被る可能性があるため、危険な取引という話が広まっているのでしょう。
この「レバレッジ」ですが、使用しなければならないものではなく、使用することが出来るものです。損失をあまり出したくない、使うのが怖いと感じる方は、「レバレッジ」を使用せず、自分の資金でリスクを背負える範囲内でFX取引を行って下さい。
FX取引は、常に情報を得ることで、リスク回避をすることが可能です。適当に取引をすると失敗する可能性は高まりますが、慎重に行えば、リスクを最小限に抑えながら、資産を増やすことが出来る可能性は十分にあります。