FX取引のデメリットとは
FX取引は、常に変動する為替(外国通貨)を買ったり売ったりすることによって、利益を狙うのが主な目的となります。FX取引をするということは、多くの利益を得られる可能性がある半面、時に損失を被るというリスクが伴いますので、そのリスクこそが、FX取引最大のデメリットであると言えます。
FX取引のデメリットであるリスクとして考えられるのは、主に、為替変動リスク・金利変動リスク・レバレッジリスクの3つです。
FX取引は、24時間、常に変動し続ける為替変動によって利益を狙うことが出来ますが、その為替変動により値動きが起こりますので、自分が持っている通貨の価値が下がってしまうこともあります。これが、為替変動リスクです。通貨の価値が上がれば利益となりますが、下がれば損失となります。
ただし、常に為替の動きを確認し、FX取引に必要な情報を得ておくことで、ある程度予測が出来ますので、損失のリスクを軽減することは可能です。
金利変動リスクとは、通貨の金利が極端に下がることで損失となるリスクのことです。スワップポイントを得ることを主な目的としてFX取引をされる方には、とても大きなリスクになることもあります。
低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、金利差分のスワップポイントを受け取ることが出来ますが、保有している通貨の金利が下がると、逆に、金利差分のスワップポイントを支払わなければならなくなります。金利変動リスクを最小限に抑えるためには、売買中のスワップポイントレートを常に確認しておくことが大切です。
最後にレバレッジリスクですが、レバレッジを使用する方は必然的に伴うリスクです。レバレッジを使用することで、小額の資金で大きな利益を得られる可能性が高くなると同時に、証拠金以上の損失を被る可能性も高くなります。
証拠金以上の資金を減らさないためには、レバレッジを低く設定する、または、レバレッジを使用しないという方法もあります。無理をせず、自分が背負えるリスクの範囲内でFX取引を行いましょう。