サラリーマンこそ副業しよう
サラリーマンの副業が注目されています。
本業以外の仕事で収入を得る副業は、昔から行っている人もいました。ただ日本の企業は基本的にアルバイト禁止だったり副業を行うことを否定的だったり、また一つの道を継続的に取り組むことが好まれる職人気質的な風土があり、なかなか積極的に推奨しがたい状況がありました。
しかし長引いた不況や給料がなかなか上がらない状況の中で、企業自体も副業を容認したり、またパートや契約社員など非正規雇用を拡大した中でそこまで企業に対して忠誠心を求められない状況が増えてきました。
株、FXはさらに快適なオンライン取引が可能に
例えば、10年前くらいから注目されてきた株式投資やFX(外国為替証拠金取引)は、インターネット上でオンラインで取引できる業者や取引ツールが充実しているので、以前よりも気軽にはじめることができるようになっています。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末から外出中、出勤してお昼休みに為替や株式の市場を眺めたり、取引のタイミングを逃すことがない環境が確立しつつあります。
例えば10年前まではスマホやタブレットがあまり出回っていなかったため、取引ができる時間というものも限られていました。
ネット証券やFX業者のオンライン取引システムが、日々改良し、多くのデバイスに対応していることでより株やFXに取り組み安い環境が作られているといっていいでしょう。
本業の傍らにクリエイターに?
普段私たちは、会社や職場に勤めて朝から夕方、ときには残業をつづけて夜遅くまで働いています。そういったいわゆる”本業”の仕事は人によってそれぞれです。
例えば営業であったり、事務や経理の仕事であったり、飲食店で働いたり、また製造業や物流関係の仕事では工場や配送センターで体を動かしたり、トラックやフォークリフトを運転したり各々の仕事をこなしています。
そんな日常の傍らに、副業でクリエイターになれるとしたらどうでしょう?
クリエイターといえば、デザイン関係やWEBやCGの制作などを手掛ける人などが挙げられますが企業のロゴを制作したり、名刺をデザインしたり、またはプロジェクトのキャッチコピーを提案したりなどさまざまなクリエイティブな仕事を副業とすることができるようになってきました。
現在国内ではクラウドソーシングサービスと呼ばれる「Crowd works」や「lancers」などウェブを介して仕事を受発注するシステムが隆盛しつつあります。
テープ起こしや電子書籍出版も
そういったクラウドソーシングサービスでは、クリエイターやエンジニアなどのデザインやシステム開発といったものだけでなく、比較的初心者からでもはじめられる録音されたインタビューや会議の様子を文字化する「テープ起こし」の仕事などもニーズがあり人気です。
またウェブサイトやブログなどには多くの記事や文字コンテンツが必要なのでそれを執筆するWEBライターも注目されています。
中には本業の傍らにライターとしての腕を上げ、電子書籍を出版してお金を稼いでいる人もいるほどです。
なぜサラリーマンは副業をした方がいいか?
なぜサラリーマンが副業した方がいいかというと、副業をすることによって知識や興味・関心の幅が広がるからです。
会社に勤めているとその会社の業務を行うのに必要な知識や能力意外のことに無知になりやすいです。その会社で給料をもらうためだけの知識以外のなにかを得る機会が少なくなり、自分の人間としての幅も限られたものになってしまいます。
株やFXをすることは、経済や為替を知ることであり、国際情勢や動向について知識を吸収するようになるでしょう。
また他の副業をするにあたってもさまざまなジャンルの知識を得ることができます。
そしてそれが会社の仕事にも活かせることもあるかもしれません。現在はハイブリッドの時代です。副業で得た知識が本業で活きたり、本業の知識を流用して副業で活きたりすることもあるかもしれませんよ。