FXのレバレッジとは
FXを始める際に、必要不可欠な知識。それがレバレッジです。
レバレッジの「レバ」とは、レバー=てこのことを指し、少ない金額でそれ以上の金額を動かすことを言います。
具体的に言えば、FXの口座に10万円入金してあるとします。
1ドル100円のときに、ドルを10000通貨買うとすれば、通常だと100円×10000通貨=1,000,000円なので、
口座に100万円なければ、この取引は成り立ちません。
しかし、法律でFXは25倍までのレバレッジをかけることが許されているのです。
単純計算でも、口座に10万円預けておいて、レバレッジを25倍に設定すると250万円分の取引ができることになるわけです。
例えば、1ドル100円のドルを10000通貨買ったときのレバレッジの違いを見ていきましょう。
*レバレッジ1倍の場合
100円×10000通貨=1,000,000
*レバレッジ25倍の場合
100円×10000通貨÷25倍=40,000
ここだけ見ると、レバレッジが高いほうが良さそうに見えますが、
これが1ドル100円→1ドル98円に下がったとしましょう。
98×10000通貨=980,000
980,000-買ったときの金額1,000,0000=-20,000
98×10000通貨÷25倍=39,200
39,200-40,000=800
これだけ見ると、レバレッジ1倍の方が大きいマイナスになっているように見えますが、
レバレッジ1倍の場合だと100万円に対する2万円は、2%なのに対し、
レバレッジ25倍となると、4万円に対する800円も2%なのです。
しかし、同じ通貨数であれば、問題ありませんが
レバレッジが高いということは、取引できる金額も上がっていくので、
その分リスクが高まるのです。始めのうちは5倍くらいの中で抑えて起きましょう。